Motley Crue/Saints Of Los Angels

Sola
アーティスト名 Motley Crue
アルバムタイトル名 Saints Of Los Angels
勝手な評価(最高 100) 89
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 2008/06/18
短評 調子戻る
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①L.A.M.F】 (イントロダクション)
【②Face Down In The Dirt】 8.5
【③What's It Gonna Take】 8.3
【④Down At The Whisky】 8.6
【⑤Saints Of Los Angels (Gang Version)】 8.8
【⑥Muther Fucker Of The Year】 8.4
【⑦The Animal In Me】 8.5
【⑧Welcome To The Machine】 7.9
【⑨Just Another Psycho】 8.8
【⑩Chicks = Trouble】 8.5
【⑪This Ain't A Love Song】 8.0
【⑫White Trash Circus】 8.0
【⑬Goin' Out Swingin'】 8.1
【⑭Kick Start My Heart (Live)】 (ボーナストラック)
【⑮Saints Of Los Angels (Live)】 (ボーナストラック)

ヘヴイ度    ♪♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪
メロディアス度 ♪♪
ポップ度    ♪♪♪


いい加減なコメント

私がHM/HRに深く傾倒するようになったきっかけのアルバムはモトリークルーの『ドクター・フィールグッド』であった。
いわばあれが私にとってのHM/HRのバイブルであり、それは死ぬまで変わることはないだろう。

何度目の正直になるのだろうか。
モトリークルーの新譜が出ては期待を裏切られ、落胆してそして次に期待をかける。これの繰り返しが続くと思われていたのだが、ついにピリオドを打つときがきたようだ。
この新作には私が求めていたモトリーの音楽が充実している。

アルバム制作時は当初ボブロックがプロデュースをしているといった誤報が流れてきたが、実際はジェイムス・マイケルがプロデュースしている。彼はニッキーシックスのプロジェクトであるSixx:A.M.でもアルバムをプロデュースしており、この起用は流れに沿った自然なものであった。それよりも驚いたのが、ほとんどの楽曲をSixx:A.M.のメンバーで手がけてきたことだ。
当然のことながら、Sixx:A.M.で聴かれたようなミドルテンポで奥行きのあるダイナミックな作風がこのアルバムの中でも見え隠れしているのは仕方がないことだ。それが色濃く反映されているのは⑦、⑨といったところか。
他に、いかにもモトリーらしいキッチャーな③、④、⑩や初期の頃を思わせる⑥、⑬、『ドクターフィールグッド』『ガールズ・ガールズ・ガールズ』を発表した80年代後半のころのイメージがピッタリ当てはまる②、⑤、⑫。90年代のベスト盤に収録されていた『プライマル・スクリーム』みたいな⑪。
とにかくこのアルバムにはバラエティ豊かなモトリーサウンドが詰め込まれている。
聴けば聴くほどモトリークルーの甘い毒牙にハマっていきそうな感覚だ。

オリジナルメンバーでのアルバム制作では『ジェネレーション・スワイン』以来、実に11年ぶりとなる。
しかも収録されている楽曲の歌詞を見てのとおり、このアルバムは彼らの自伝のようなものだ。
そんなモトリークルー集大成のアルバムが傑作品にならないわけがない。
L.Aの悪ガキロッカーどもがついに帰ってきた。

-22/Jun/2008-

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Motley Crue/New Tattoo

New_tattow_1
アーティスト名 Motley Crue
アルバムタイトル名 New Tattoo
勝手な評価(最高 100) 80
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★☆☆
発売日 2000/07/07
短評 衰え隠せず
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Hell On High Heels】 8.3
【②Treat Me Like The Dog I Am】 8.2
【③New Tattoo】 7.9
【④Dragstrip Superstar】 8.4
【⑤1st Band On The Moon】 8.0
【⑥She Needs Rock 'n' Roll】 7.9
【⑦Punched In The Teeth By Love】 8.1
【⑧Hollywood Ending】 8.0
【⑨Fake】 7.9
【⑩Porno Star】 8.1
【⑪White Punks On Dope】 7.8
【⑫1st Band On The Moon (demo)】 (デモ)
【⑬Porno Star (demo)】 (デモ)

ヘヴイ度    ♪♪♪
スピード度   ♪♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪


いい加減なコメント

華麗なる原点回帰?!

バンドの顔であったヴィンス・ニールが復帰しての第一作『ジェネレーション・スワイン』は全くモトリーらしからぬ、迷走している中途半端なロックアルバムだった。
いや、あれをロックと呼ぶにはおこがましいレベルの作品であったと言えよう。

バンド内でのいざこざでニッキーと並ぶ人気を博していたドラマーのトミー・リーが脱退するといった衝撃的なこともあったが、モトリーは自分たちが今まで築き上げてきたロックという土台に再び戻る為には、痛みを伴う改革だったのかも知れない。
テクノやダンスミュージックに傾倒しすぎていたトミーはバンドにとってもはや足枷にしかすぎなかった。
トミーの代役にはランディ・カスティロを迎え、プロデューサーにはマイク・クリンクを起用して望んだ、今作『ニュー・タトゥー』は往年のモトリーファンが泣いて喜ぶような路線に軌道修正されていた。

オープニングトラックの①でいきなりモトリー節全開で幕を開けると、アルバム中盤あたりでは初期のモトリーを彷彿をさせられる。『シャウト・アット・ザ・デヴィル』と『ドクター・フィールグッド』を足して2で割った作品と言われて納得するのも確かだ。

しかし、一瞬はあの黄金期のモトリーサウンドの復活かと喜んだのもつかの間。
冷静に本作品を振り返ってみると、音楽性そのものは彼らがやってきた音楽の安い焼き直しにすぎないことがわかってくる。
とにかく楽曲が安っぽいのだ。
バラード曲③⑧もありきたりの平凡なもの。
これといったキラーチューンがないのが欠点だ。

メンバー自身もそのことを認識しているのか、『ニュータトゥーツアー』と銘打ったにも関わらず、来日公演を行なったときに披露したアルバムからの楽曲は少なかった。
もう6年前にもなるのでうろ覚えで申し訳ないのだが、ニュータトゥーからは①や③を演奏しただけで(他にもあったかもしれないが)、他は往年のヒット曲ばかり演奏していた記憶がある。

モトリーの未来への明確的なヴィジョンが見えなく、先行き不安になるアルバムでもあり、反対にスコットハンフリーの呪縛から逃れられたことによる安堵感、安心感に包まれるアルバムであることも事実。

ファンをやきもきさせてくれる、彼らの十八番がまた炸裂した作品だ。

-23/Sep/2006-

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MOTLEY CRUE/Girls, Girls, Girls

girls_girls_girls
アーティスト名 MOTLEY CRUE
アルバムタイトル名 Girls,Girls,Girls
勝手な評価(最高 100) 88
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1987/06/13
短評 今度こそ
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Wild Side】 8.5
【②Girls,Girls,Girls】 8.6
【③Dancing On Glass】 8.3
【④Bad Boy Boogie】 8.3
【⑤Nona】 (インスト)
【⑥Five Years Dead】 8.3
【⑦All In The Name Of ...】 8.2
【⑧Sumthin' For Nuthin'】 8.3
【⑨You're All I Need】 8.5
【⑩Jailhouse Rock】 (ライヴ)

ヘヴイ度    ♪♪
スピード度   ♪♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪


いい加減なコメント

『シアター・オブ・ペイン』はどこか中途半端な作品だった。
その中アルバム内でヒットした楽曲といえばカヴァーした『スモーキー・イン・ザ・ボーイズルーム』とバラードの『ホーム・スウィート・ホーム』だけであった。
モトリーとしてはこういったなよなよしたイメージを恐れたのかもしれない。

そして次に出してきたアルバムがこれ。
そう1987年に発売さてたモトリー4作目となる『ガールズ・ガールズ・ガールズ』である。
「お前ら何処見てんだ。俺たちはバラードをやるだけのバンドじゃないんだぞ。」
というメッセージが聴こえるかのように、本作では男の匂いがプンプン漂うようなマッチョなアルバムに仕上がっている。
この時代のロックと言えばドラッグ、酒、セックスといったイメージがつきまとう。
その要素を全て詰め込んだのがこの『ガールズ、ガールズ、ガールズ』と言ってもいいだろう。

完全なるロックンロールアルバムだ。
いや、典型的なロックンロールだと言ったほうのがいいのだろう。
単純明快でカッコいい。ただそれだけ。
それだけで充分にこのアルバムを楽しめる。

①②はライヴでも定番になっている楽曲で、このアルバムのオープニングを飾るに相応しいチューンである。
映像的にはトミーリーの豪快なドラム回転やメンバーのハーレーダビットソンに跨がって登場などでもおなじみだろう。
③④⑥⑦⑧も同じようなテンポの楽曲で、考えてみればこのアルバムのほとんどを占めている。
それでも飽きさせずに最後まで聴かせてしまうのは、やはりモトリーだから成せる業なのかもしれない。
⑨は美しく切ないバラード曲。
ビデオクリップでは愛する人を永遠に自分のものとしようと殺してしまう映像で物議を醸し出し放送を禁止された。
ここでもお騒がせのモトリーは健在だ。

ちなみに、これまでバンドと二人三脚で歩んできたプロデューサー、トムワーマンと組んだ最後の作品となった。

それにしてもこの毒々しい音楽は、今もなお美しい。
伝説ここにあり。

-02/Jan/2006-

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Motley Crue/Generation Swine

generation
アーティスト名 Motley Crue
アルバムタイトル名 Generation Swine
勝手な評価(最高 100) 70
お勧め度(最高 ★x5個) ★★☆☆☆
発売日 1997/05/25
短評 久々不利
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Find Myself】 7.7
【②Afraid】 7.8
【③Flush】 7.9
【④Generation Swine】 7.9
【⑤Confessions】 8.0
【⑥Beauty】 8.0
【⑦Glitter】 7.9
【⑧Anybody Out There?】 8.0
【⑨Let Us Prey】 7.5
【⑩Rocketship】 7.4
【⑪A Rat Like Me】 7.0
【⑫Shout At The Devil '97】 (過去の焼き直し)
【⑬Brandon】 7.0
【⑭Song To Slit Your Wrist By】 (ボーナストラック)

ヘヴイ度    ♪♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪
メロディアス度 ♪♪
ポップ度    ♪♪
ワケワカメ度  ♪♪♪♪♪

いい加減なコメント

この豪快な期待はずれっぷり。

コラビがバンドを脱退させられて、再びヴィンスを迎えて作成された復活の第一作。
ファンの身勝手な期待もあるが、ここまで当てがはずれようようとは誰が予想しただろう。

①を聴いて早速焦った。
え?ヴィンスの声は??
エフェクトがかかっているのか、ヴィンスとは違う声を聴いているみたいで、これが本当にオリジナルのモトリーなのかと疑ってしまった。
音楽の方向性も、パーティロックからの脱却、ヘヴィ志向のところまでは納得できたが、インダストリアル的な音楽にする必要があるのか・・・。
頭の中で不安と絶望感が漂う中②を聴き始める。
整理がつかないうちにいつの間にか③まで終わっていた。
あれ?これモトリークルーだよな??としまいにはとんでもないことまで考え始めてしまった。
④でやっとらしさがでてきた。
でも⑤から逆戻り。
⑧が少々かっこ良かった。
⑫がクールだった。
じゃあ他は?
よくわからなかった・・・。

以上が当時私が感じた率直な感想だった。

今思っても、このスコットハンフリーというプロデューサーの起用は失敗だと思っている。
モトリーのギタリスト、ミックマーズはこのプロデューサーとことあるごとに対立していたという。
この無機質な音楽を作り出した彼は、ミックらしさを完全に消してしまった。
イコール、モトリーらしさが無くなったというのはあたりまえだろう。

そして⑩⑬ではニッキーとトミーがそれぞれボーカルをとっているが、こういったものはサイドプロジェクトで行ってもらいたい。
モトリーというバンドで活動するのならば、やはりヴィンスが歌うべきである。

⑨は楽曲としての質は劣るとしても興味深いものがある。
それはこのアルバム内において、ほとんどインダストリアルな息がかかっていない。
あきらかに他の収録曲と違うのである。
これはこのアルバム作成時の2年前にコラビがニッキーと作成したものであるらしい。
そういえば、コラビの声と思えるコーラスも聴けるし、もしもヴィンスが前回のアルバムでヴォーカルをとっていたのならばこういった感じになるのだろうという想像ができるからだ。


ジェネレーションスワイン、もうすこしライヴ感を全面に出した作品になれば印象が変わったのかもしれない。
過去のモトリー像に捕われすぎていると言われればそれまでだが、このアルバムにはモトリーへの愛着が感じられない。

-08/Oct/2005-

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Motley Crue/DR.FEELGOOD

dr_feelgood
アーティスト名 Motley Crue
アルバムタイトル名 DR.FEELGOOD
勝手な評価(最高 100) 96
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★★★
発売日 1989/09/25
短評 上位必至
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①T.n.T】 (イントロ)
【②Dr.Feelgood】 9.5
【③Slice Of Your Pie】 7.1
【④Rattlesnake Shake】 8.3
【⑤Kickstart My Heart】 9.7
【⑥Without You】 8.5
【⑦Same Ol' Situation】 8.6
【⑧Sticky sweet】 7.8
【⑨She Goes Down】 8.2
【⑩Don't Go Away Mad(Just Go Away)】 9.1
【⑪Time For Change】 9.2

ヘヴイ度    ♪♪♪♪
スピード度   ♪♪♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪♪

いい加減なコメント

死の淵から蘇った男たちが作り出した音楽は、眩い威力を放って、HM史上にとてつもない名盤を誕生せしめた。

バンドのブレーンでもあるニッキーシックスがヘロインの打ち過ぎで、心肺機能が一時停止したという話は有名だ。
その他のメンバーも日々ドラック漬けになり、明らかに全てにおいてバンド内部は狂っていたと言えよう。
モトリークルーはニッキーシックスの入院とともにしばらくの間音楽シーンから姿を消すことになる。

そんな彼らが再び我々の目の前に現れたときには、心身ともに充実した体で戻ってきてくれた。
この強力な『DR.FEELGOOD』というアルバムを携えて。

重い過去への決別とも捉えられる扉が閉まるようなSEから、強烈なリフによって幕を開ける②はただ単純に『かっこいい!』。
しかしゾクゾクさせられるこのオープニングチューンは、アルバムにとってはただの序章にすぎない。
それくらいこのアルバムは充実しているのである。

モトリーの真髄はこのあとも色々な形をもつ優秀な楽曲によって堪能できる。

パーティロックともいうべき④⑧⑨の楽曲の良さもさることながら、卑猥な歌詞にも注目だ。
ヴィンスが歌うと、赤面してしまう卑猥さが妙にハマってしまうのは、もはや天性の業が成せるものである。

ストレートなバラード⑥⑪は胸をうたれる。
ありきたりのバラードかもしれないが、それだからこそストレートに訴えかけてくる何かがあるのだ。

ちなみに今作ではコーラスゲストが豪華絢爛だ。
⑧ではエアロスミスのヴォーカリストのスティーヴンタイラーやブライアンアダムス、ジャックブレイズが、⑨ではロビンザンダーが、⑪ではスキッドロウのメンバーが参加しているからだ。


そして⑤のスピード感溢れるロックナンバーは、ライヴではオープニングを飾るモトリーの代表曲である。
これを聴いてHM/HRの世界にどっぷり浸かった人も少なくないはずだ。
かくいう私もその中の一人だ。

ここまでモトリーの歴史上充実したアルバムはなかったはずだ。
その功績はメンバーの実力はもちろんのこと、初めてプロデューサとして迎えたボブロックが大きな鍵をにぎっている。
ブルースフェアバーンという偉大なプロデューサの元で培われた能力を余すことなくこのアルバムに注ぎこんでいる。
トミーの重厚なドラムサウンドは他のバンドにも大きな衝撃そして影響を与えた。
ボブロックは実績を作り上げ、この後押しも押されぬ売れっ子プロデューサになっていく。

とにかく、『DR.FEELGOOD』は大きな影響力をもつモンスターアルバムなのだ。
アルバムをプレーヤーにセットし、彼らのプレイに目を閉じて耳を傾けてみると、楽しそうに4人揃ってステージ上で暴れている姿が思い浮かんでくる。
そして聴いているこちら側にも思わずニンマリしてしまうのである。

ファンに楽しさを与える音楽こそが、幾多も存在する音楽の中で最も素晴らしいものだというのが私の持論である。
その要求にぴったりとマッチしたこのアルバムが一番好きだ。
おそらくこれからも、人生の大切な1枚として手放さないであろう。
私の音楽志向を決定づけた、素晴らしいモトリークルーからの贈り物なのだから。

-16/Jul/2005-

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MOTLEY CRUE/MOTLEY CRUE

motley_crue
アーティスト名 MOTLEY CRUE
アルバムタイトル名 MOTLEY CRUE
勝手な評価(最高 100) 88
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1994/03/25
短評 展開如何
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①power to the music】 7.9
【②uncle jack】 7.5
【③hooligan's holiday】 9.5
【④misunderstood】 8.1
【⑤loveshine】 7.9
【⑥poison apples】 8.6
【⑦hammered】 8.0
【⑧til death do us part】 8.0
【⑨welcome to the numb】 8.0
【⑩smoke the sky】 8.3
【⑪dropping like flies】 5.0
【⑫driftaway】 8.0
【⑬hypnotized】 (ボーナストラック)

いい加減なコメント

モトリークルーの中で一番硬派なアルバム。

ヴォーカルにジョンコラビを迎えての最初で最期のオリジナルアルバム。
前作までのパーティーロック的要素は薄れ、社会性のメッセージが強く、シリアスな内容に仕上がっている。

ヴィンスニールの在籍時とは全く違ったバンドへと変身してしまったことで従来ファンは戸惑った。
後にバンドのブレインであるニッキーシックス(bass)はバンド名をモトリークルーとしてこのアルバムを発表してしまったのは間違いだったと反省している。
事実、ファンの受けは悪かった。
なまじこのアルバムが発売される前に出したヴィンスのソロアルバムが今までのモトリーの音楽性を継承していたせいもあってか、失望の色が強かったのだ。

しかし、今このアルバムを聴いてみると当事見えなかった良さがわかってくる。
③などは最高傑作だ。
モトリーの作品のなかでも5本の指の中に入るのではなかろうか。
⑥⑩はおそらくヴィンスが歌っても違和感がないと思う。
キャッチーな曲も存在するのだ。
そしてトミーリーのドラムが冴えわたる。

モトリーとして発表しなければ評価の高いアルバムとして迎えられたかもしれない。

実にタイミングを誤ってリリースされたアルバム。
不運としか言いようがない。

-20/Apr/2005-

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Motley Crue/RED, WHITE & CRUE

red_white
アーティスト名 Motley Crue
アルバムタイトル名 Red,White&Crue
勝手な評価(最高 100) 83
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★★
発売日 2005/02/16
短評 鉄板
いい加減なコメント
新たな新曲をひっさげてMotley Crueが戻ってきた!

モトリーを聴かずにハードロックは語るべからず。
それくらい言ってしまっていいほどHM/HRの世界において偉大な功績を残してきたバンドだと思っている。
そいつらがオリジナルメンバーで復活したのだ。
しかしなぜまたベストアルバムなのか??
これで3つめになるはず。

オリジナルアルバム全て、デケイド~、グレイテストヒッツをもっている人には4つの新曲以外は今回目玉になるものがないベストアルバム。
選曲は無難だろう。

初めてモトリーを聴く人にとってはお手頃なアルバムである。
やはり【1-⑯KICK START MY HEART】【1-⑳DR.FEELGOOD】は必聴である。

コラビ時代の【2-④Hooligan's Holiday】【2-⑤MISUNDERSTOOD】を選曲していたのが意外だった。
どうせなら、どさくさに紛れてヴィンスのヴォーカルででHooligan's Holidayなどを再録してほしかった。
まあ、無理な話だろうが。

肝心の新曲だが、これぞモトリーといった感じははっきりいってない。
しかし新たなモトリー像も見られる新鮮さが得られた。
解散するのに今更な感もあるが。
【2-⑮IF I DIE TOMMOROW】は他のアーティストのアウトテイクを拾ってきたもの。
しかし、ヴィンスが歌ってニッキーが肉付けして作製したメロディーはモトリー以外の何者でもないのだ。

さあ2005年、Motley Crueの快進撃が再び始まる!!

-18/Feb/2005-

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