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KISS/Revenge

Revenge
アーティスト名 KISS
アルバムタイトル名 Revenge
勝手な評価(最高 100) 88
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1992/05/19
短評 準備万端
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Unholy】 8.3
【②Take It Off】 8.3
【③Tough Love】 8.2
【④Split】 8.1
【⑤God Gave Rock 'n' Roll To You II】 8.6
【⑥Domino】 8.2
【⑦Heart Of Chrome】 8.1
【⑧Thou Shalt Not】 8.1
【⑨Ever Time I Look At You】 9.1
【⑩Paralyzed】 8.0
【⑪I Just Wanna】 8.6
【⑫Carry Jam 1981】 (インストゥルメンタル)

ヘヴイ度    ♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪


いい加減なコメント

キッスにおける現時点での最新ヒット作といえばこの1992年に制作された『リヴェンジ』だろう。
次に発売された『サイコサーカス』の出来の悪さがより一層この作品の良さを浮き出させている。

今作でのラインナップはオリジナルメンバーのポール・スタンレー(G、Vo)、ジーン・シモンズ(B、Vo)で、その他のメンバーはブルース・キューリック(G)、エリック・シンガー(Dr)で構成されている。
ドラマーの前任者、エリック・カーをガンで失った彼らが新たなドラマーを迎え再び音楽シーンに舞い戻った。

キャッチーでダイナミックなロックンロールは今までどおりで、そこに全体的にヘヴィさが加味され聴き応え十分な作品に仕上がっている。
キッスに過去在籍していたギタリスト、ヴィニー・ヴィンセントとの共作も話題を呼んだ。
ジーンがリードヴォーカルをとっているヘヴィさを全面に押し出した楽曲の①⑥⑧、ポールとジーンがヴォーカルパートを分け合いながら歌っている⑤、アンプラグドブームが全盛期だからこそ生まれたバラードの名曲⑨など特徴がある楽曲がずらりと並ぶ中、ポップ色溢れるキッスお得意のロックンロール②③⑪ももちろん存在してる。
捨て曲といわれるものがほとんどない。
最後の⑫はエリック・カーの遺作であり、感傷的にさせられる。

それにしてもこのアルバムにはキッスの底力を感じさせられるほどの威力がある。
発売当初よりもっと評価されてもいい作品だ。

-24/Aug/2008-

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PRAYING MANTIS/A Cry For The New World

Acftnw
アーティスト名 PRAYING MANTIS
アルバムタイトル名 A Cry For The New World
勝手な評価(最高 100) 88
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1993/05/21
短評 ここでなら
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Rise Up Again】 8.3
【②A Cry For The New World】 8.0
【③A Moment In Life】 8.2
【④Letting Go】 8.3
【⑤One Chance】 8.0
【⑥Dangerous】 9.1
【⑦Fight To Be Free】 8.2
【⑧Open Your Heart】 8.1
【⑨Dream On】 8.1
【⑩Journeyman】 8.4
【⑪The Final Eclipse】 (インストゥルメンタル)

ヘヴイ度    ♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪
メロディアス度 ♪♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪


いい加減なコメント

泣きのメロディーはお好きですか?
メロディアスなロックはお好きですか?
そんな貴方にもってこいのアルバムが存在する。
それがプレイング・マンティス史上、最高傑作との呼び名も高い『ア・クライ・フォー・ザ・ニュー・ワールド』だ。

この作品は1993年に発表されたプレイング・マンティスの3作目になる。
ヴォーカルにはこのアルバムのみの参加となってしまったが、コリン・ピールが務めた。
ヴォーカリストとしての迫力にはやや欠けたが、プレイング・マンティス特有のメロディアスで哀愁漂うサウンドにはこれぐらいの線の細さが丁度合う。

全編を通して泣きのメロディが満載で、メロディアスなハードロックが大好きなリスナーには大変受けが良かった。
ただそれだけではなく、⑥にあるようなパンチ力をも持った疾走感溢れるナンバーもあり、今にして思えば必然的に色々な要素が重なり合ってできた名盤だと言えるだろう。

ジャケットもくさい。
サウンドもくさい。
しかしそのくささが日本人にはたまらなく好きなのだろう。
洋楽ハードロック入門編にはもってこいの作品だ。

ギンギラギンの派手さはないが、いぶし銀が光る。
どことなくマイナーさを感じさせるプレイング・マンティスの煌めいた時だった。

-17/Aug/2008-

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ARI KOIVUNEN/Becoming

Becoming
アーティスト名 ARI KOIVUNEN
アルバムタイトル名 Becoming
勝手な評価(最高 100) 83
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★☆☆
発売日 2008/06/25
短評 勢いを駆って
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Raging Machine】 8.2
【②Under The Burning Sky】 8.0
【③Give Me A Reason】 8.2
【④Sign Of Our Times】 8.0
【⑤Sweet Madness】 8.1
【⑥Father】 8.0
【⑦Keepers Of The Night】 8.2
【⑧Tears Keep Falling】 8.2
【⑨Hero's Gold】 8.6
【⑩My Mistake】 8.0
【⑪Unscarred Within】 8.3
【⑫Fight Forever】 8.3
【⑬The Evil That Men Do 】 (ボーナストラック)

ヘヴイ度    ♪♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪


いい加減なコメント

二年目のジンクス。
二作目のジンクス。
最初に成功を収めてしまうと、必ずと言って言いほどまとわりついてく言葉。
それがジンクスだ。当然ながらこのアリ・コイヴネンにもその試練は降り掛かる。

昨年、フィンランドより颯爽と現れた新星のニューアルバムが早くも登場だ。
実績を手に入れ今回は自らバンドを率いて完成された自信作となるであろう。
本国にて大ヒットとなったデビューアルバムには多彩なゲスト陣がそれぞれ曲を提供していたこともあってか、各々の楽曲のクオリティは高かったが、何か今ひとつ散漫に感じられた。
それに比べて、今作であるセカンドアルバムではスケール感はやや前作よりは落ちるが、しっかりとバンドとしての音にまとまっているのが一目瞭然である。

①②⑧のように重厚で攻撃的なリフが目立つ楽曲が多い。
初っ端からミドルテンポのナンバーで幕を開ける展開には驚いが、そのぶんじっくりと聴き込んでみると、バンドとしての一体感や信念が感じられる作品となっている。
そんな中でギター、ベース、ドラムだけに限らずキーボードも大々的にフィーチュアーされているところは、いかにも北欧的である。
そしてアルバム終盤ではファストなナンバーが⑨⑪⑫と固まっており作品を盛り上げる。④もそうだがこのあたりは前作で見られた勢いがそのまま垣間見える。

タレント発掘番組から鳴り物入りでデビューした頃の彼とは明らかに違う。
段階的に経験を得て、ようやく自らが進むべき道が見えてきたものとしての解答がこのアルバムではなかろうか。
フィンランドのロックを更に塗り替える男。
受け身から能動的へ、華麗なる脱皮への時はやってきたのだ!

-10/Aug/2008-

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BON JOVI/Keep The Faith

Keepthefaith
アーティスト名 BON JOVI
アルバムタイトル名 Keep The Faith
勝手な評価(最高 100) 85
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1992/10/20
短評 放牧明け
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①I Believe】 8.6
【②Keep The Faith】 8.3
【③I'll Sleep When I'm Dead】 8.0
【④In These Arms】 9.5
【⑤Bed Of Roses】 8.9
【⑥If I Was Your Mother】 7.9
【⑦Dry County】 8.5
【⑧Women In Love】 8.0
【⑨Fear】 8.2
【⑩I Want You】 8.5
【⑪Blame It On The Love Of Rock & Roll】 7.9
【⑫Little Bit Of Soul】 7.6
【⑬Save A Prayer 】 (ボーナストラック)
【⑭Starting All Over Again】 (ボーナストラック)

ヘヴイ度    ♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪


いい加減なコメント

1992年発表のBON JOVIの5thアルバム。
前のアルバムから実に4年の間隔を経て生まれたものであった。

大ヒットした前作『ニュージャージー』、そして前々作『ワイルド・イン・ザ・ストリート』におけるコンサートでの完全燃焼、およびバンドをとりまく環境により、バンド内ではもはや燃え尽きた感もあり、解散の噂さえも流れた。
そしてそれはもはや噂ではなく、本当のこととなりつつあったのだ。
そんな危機を乗り越え制作されたアルバムが、この『キープ・ザ・フェイス』なのだ。

当時の感覚と現在の感覚とではこのアルバムで感じる温度差というものは違う。
これまでの経過を知っていた上で、待ちに待ったBON JOVIの新作を手にできた喜び、そしてアルバムのオープニングを飾る①を聴いたときのあの興奮はあの頃でしか味わえない。
まさにBON JOVIの新たなる幕開けを知らせる爽快なロックナンバーだ。
一転アルバムタイトルでもある②では今までの彼らにはなかったダンサンブルなナンバーで新鮮だった。
そして今でもBON JOVIのナンバーの中で五指に入るお気に入りが④。
優しさと愛情がうまく包まれているポップなラブソングと言ってしまっていいだろう。この楽曲は時を経った今でも輝きは衰えていない。
ドラマチックなバラード⑤、約10分にも及ぶ大曲のバラード⑦、アグレッシヴなサウンドを聴かせる⑨など注目するナンバーは相変わらず目白押しだ。
ボーナストラックである⑭の出来も素晴らしく、これがアルバムの最後に収録されている配置も良い。
ただアルバムのカラーに統一感がない、後半に進むにつれて楽曲の質がいくらか弱いというのがこの作品の欠点であろう。

しかしながらバンドの外面から、そして内面からもがき苦しみ、そこから這い上がってきたこの強靭な信念を貫く作品を作れたからこそ、今のBON JOVIがあるのだと確信できる。
BON JOVIの歴史に『キープ・ザ・フェイス』は欠かせないアルバムだ。

-03/Aug/2008-

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