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Blue Murder/Blue Murder

Bluemurder
アーティスト名 Blue Murder
アルバムタイトル名 Blue Murder
勝手な評価(最高 100) 85
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★☆☆
発売日 1989/04/25
短評 地力ある
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Riot】 8.3
【②Sex Child】 8.3
【③Valley Of The Kings】 8.4
【④Jelly Roll】 8.4
【⑤Blue Murder】 8.3
【⑥Out Of Love】 8.4
【⑦Billy】 8.4
【⑧Ptolemy】 8.3
【⑨Black-Hearted Woman】 8.5

ヘヴイ度    ♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪


いい加減なコメント

ホワイトスネイクの『サーペンスアルバス』は言わずと知れた名盤である。
その傑作品を作り上げたのはデイヴィッド・カヴァーデル、彼一人の功績ではない。
当時ホワイトスネイクのメンバーとして在籍していたジョン・サイクスという若きギタリストが居たからこそ、あの歴史的名盤は生まれた。
結局そのすぐ後、サイクスはカヴァーデルと袂を分かち合い紆余曲折を経て、トニー・フランクリン、カーマイン・アピスという強力なリズム隊を得てブルーマーダーを結成したのだった。

このアルバムでヴォカールをとっているのはサイクス自身だ。
ホワイトスネイク時代には素晴らしいバッキングヴォーカルを務めていた実績もあったので、決して歌唱力は悪くはないのだがメインヴォーカルとしては何か物足りなさを感じてしまう。
楽曲も『サーペンスアルバス』の再来と期待していたより若干ではあるがインパクトに欠けた。
それでも彼のエモーショナルなギターは堪能できるし、メンバーの確かな演奏には十分に満足がいく。

①の徐々に盛り上がるギターソロには鳥肌がたつし、『スティル・オブ・ザ・ナイト』を彷彿とさせる②③には俺が『サーペンスアルバス』を作り上げたんだという自負すら見え隠れする。
⑥はサイクスらしい泣きのオーソドックスなバラード。
アルバム最後を締めくくるのは⑨は『バッド・ボーイズ』のような疾走ナンバー。

このアルバムで『サーペンスアルバス』は誰のおかげで完成したのか、サイクスのミュージシャンとしての能力は証明できた。
だが結局ブルーマーダーの存在意義とは何だったのか。
この時点では、『サーペンスアルバス』という亡霊を常に意識しすぎた作品という印象が強い。
隠れた名盤であることに間違いはないが。

-15/Jun/2008-

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コメント

ブルー・マーダーのサウンドってヘヴィメタルというよりは
ホワイトスネイクのようなやや渋めのハード・ロックでしょうか?

まだ僕はブルーマーダー聴いていません。
(レンタルショップにもないし、とはいえ買う余裕もあまりない為に。)

投稿: チリー・ウィリー | 2008/07/24 10:01

ブルーマーダーの1stアルバムはやや渋めのハードロックです。
ホワイトスネイクの『サーペンスアルバス』ほどのゴージャス感はありませんが、玄人好みのアルバムになっていると思われます。
ちなみに2ndアルバムはだいぶライト感が増して聴きやすくなっていますよ。

投稿: つっか | 2008/07/24 22:21

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