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Perfume/GAME

Game
アーティスト名 Perfume
アルバムタイトル名 GAME
勝手な評価(最高 100) 92
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★★
発売日 2008/04/16
短評 本命登場
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①ポリリズム】 8.6
【②plastic smile】 8.7
【③GAME】 8.5
【④Baby cruising Love】 8.6
【⑤チョコレイト・ディスコ】 8.7
【⑥マカロニ】 8.3
【⑦セラミックガール】 8.4
【⑧Take me Take me】 8.1
【⑨シークレットシークレット】 8.8
【⑩Butterfly】 8.2
【⑪Twinkle Snow Powdery Snow】 8.4
【⑫Puppy love】 8.2

ヘヴイ度    ♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪
メロディアス度 ♪♪
ポップ度    ♪♪♪♪


いい加減なコメント

心地よいサウンドで、浮遊感漂う雰囲気。
一度そのサウンドを耳にするとなかなか頭の中から離れず、何度でもリピートして聴いてしまう中毒性。
とんでもないモンスターアルバムが登場してきた。
聴く者を虜にさせるその魅力とは一体何なのか。

①がNHKの環境・リサイクルのキャンペーンソングとしてお茶の間のテレビを賑わしてから、テレビ、ネットのメディアを媒介にして爆発的にその音楽性の話題を全国津々浦々に振りまいていった。
テクノポップの範疇に収まりきれないその楽曲の素晴らしさはもちろんのこと、歌い手としての感情が込められていない声質であるがゆえの埋没された中にある個性の輝きを発見してしまっとときの快感がたまらない。
①②③④⑤の重厚なメロディ、キャッチーさ、気持ちがいいリズムのテンポなどの要素が相成って一聴して気に入ってしまうことであろう。中でも⑨が秀逸だ。
前作はインディーズ時代からの代表作も含めてベストとして発売していることから、ひとつの作品としてはまとまりがなかったが、セカンドアルバムとなる今作はアルバムとしてのコンセプトが全面に打ち出されており、最初から最後まで同じテンションで聴き通すことができるのが良い。

どうせアイドルの音楽なんだろう?
いえいえ、聴かず嫌いは良くない。
閉塞感がみなぎる日本の今の音楽シーンに新しい風が駆け抜ける。それがPerfumeだ。
音楽テクノユニットなのかアイドルなのか、判断に苦しむところだが今時のアイドルには珍しい下積み時代が長かった彼女たち。
彼女たちは立ち止まることなく、常に前を向いて進化していく。
未来は明るい。

-25/May/2008-

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Ivoryline/There Came A Lion

There_came_a_lion
アーティスト名 Ivoryline
アルバムタイトル名 There Came A Lion
勝手な評価(最高 100) 83
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★☆☆
発売日 2008/05/14
短評 これから
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Days End】 8.3
【②We Both Know】 8.3
【③Parade】 8.3
【④All You Ever Hear】 8.6
【⑤Be Still And Breathe】 8.3
【⑥Remind Me I'm Alive】 8.4
【⑦Left Us Falling】 8.3
【⑧And The Truth Will End This】 8.1
【⑨Bravery】 8.2
【⑩Hearts And Minds】 8.5
【⑪The Last Words】 8.2
【⑫Be Still And Breathe (Acoustic Version)】 (ボーナストラック)
【⑬Remind Me I'm Alive (Acoustic Version)】 (ボーナストラック)

ヘヴイ度    ♪♪
スピード度   ♪♪♪
ドラマチック度 ♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪


いい加減なコメント

ギターの疾走感溢れるメロディーラインの中に独特の哀愁を感じさせる音楽性、楽曲の始まりから終わりまで一貫して攻めの姿勢を見せるアグレッシヴな楽曲。
それは聴くものに心地よい刺激を与えてくれ、一種の開放感が得られる。
このなんともいえぬ爽快感を体感できるのが『アイヴォリーライン』という新鋭のロックバンドだ。
今作はそのバンドの記念すべきデビューアルバム。

とにかく楽曲だけではなく、アルバム全体からしても①から⑪まで息をもつかせぬ勢いで構成されている。
ただ唯一の弱点というべきところはそれぞれの楽曲間の起伏の変化が乏しいところか。
収録されている楽曲が同じようなテンションで推移していくために、聴き手にとっては【すべて同じような曲】と捕らわれてしまいがちになってしまうのである。
④⑩などキラーチューンになり得る楽曲がいくつも存在しているのはいいが、すぐに飽きられてしまう恐れもある。
だがそれを差し引いても、それぞれの楽曲はセンス溢れるキャッチーな疾走ナンバーで素晴らしいものがある。

冒頭で述べた音楽性は、私が普段聞き慣れているHR/HMのジャンルではなく、いわゆるエモロックという分野にカテゴライズされているらしい。
しかしそんなことは関係なく、素直に良い曲は良いと思わせてくれるバンドに間違い無い。
未来を切り開く、頼もしいバンドがまた登場してきた。
音楽というものは面白いものである。

-17/May/2008-

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Dokken/Lightning Strikes Again

Lsa
アーティスト名 Dokken
アルバムタイトル名 Lightning Strikes Again
勝手な評価(最高 100) 80
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★☆☆
発売日 2008/05/09
短評 変わり身期待
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Standing On The Outside】 8.1
【②Give Me A Reason】 8.0
【③Heart To Stone】 8.2
【④Disease】 8.4
【⑤How I Miss Your Smile】 8.0
【⑥Oasis】 8.2
【⑦Point Of No Return】 8.2
【⑧I Remember】 8.0
【⑨Judgement Day】 8.1
【⑩It Means】 7.9
【⑪Release Me】 8.1
【⑫This Fire】 8.2
【⑬Leave Me Alone】 (ボーナストラック)

ヘヴイ度    ♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪


いい加減なコメント

どこで選ぶべき道を見失ったのか。
いつドン・ドッケンは自分たちがやるべき音楽を拒むようになったのか。
90年代に入ってからの彼らの音楽には迷いが見えた。そしてあの自ら築き上げてきたドッケンの形を『シャドウライフ』というとんでもない駄作をもって終止符を打ってしまうことになる。
ファンを失望させ、それでも迷走を続けるドッケンは試行錯誤を続けながら一時は良作『イレイザー・スレート』を作り出すものの、またらしくないアルバムを作ったりの繰り返し。
ドッケンは終わった。
それが大方の見方だったろう。

そんな風潮に待ったをかけたのがこの新作『ライトニング・ストライクス・アゲイン』である。
ドッケンファンにはご存知だろうが、このアルバムタイトルはサードアルバム『アンダー・ロック・アンド・キー』に収録されていた曲名でそれをそのまま持ってきたところに今作にかける心意気が感じられる。またアルバムのアートワークに関しても往年のドッケンを思い起こさせるには十分だ。

だが、今のドッケンのメンバーにはジョージ・リンチとジェフ・ピルソンはいない。果たして輝きを取り戻せるのか不安が募るところだが、①を聴いた瞬間そんな思いはぶっ飛んだ。
ドッケンである。
我々が思い描いていたドッケンの音楽がそこにはあった。
現在、バンドに在籍しているギタリストはジョン・レヴィンだがこの攻撃的なギターワークがジョージ・リンチを彷彿とさせる。
このギタリストの貢献が今作においては大きく貢献しているのは間違いない。

正直言うと、名作『バック・フォー・ジ・アタック』には遠く及ばないかもしれない。
まだアルバム全体的に影を覆うような雰囲気があるのは否めないが、それでもドッケンが、あの80年代のドッケンが蘇ってくれたことが嬉しいのある。
完全復活なるか。
ドッケンの止まっていた時計の針が再び時を刻み始める。

-11/May/2008-

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Def Leppard/Songs From The Sparkle Lounge

Sftsl
アーティスト名 Def Leppard
アルバムタイトル名 Songs From The Sparkle Lounge
勝手な評価(最高 100) 88
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 2008/04/30
短評 今度こそ
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Go】 8.0
【②Nine Lives Feat. Tim McGraw】 8.2
【③C'mon C'mon 】 8.3
【④Love】 8.5
【⑤Tomorrow】 8.5
【⑥Cruise Control】 8.3
【⑦Hallucinate】 8.4
【⑧Only The Good Die Young】 8.3
【⑨Bad Actress】 8.2
【⑩Come Undone】 8.3
【⑪Gotta Let It Go】 8.1
【⑫Love(Acoustic Version)】 (ボーナストラック)
【⑬Nine Lives(Def Leppard Version】 (ボーナストラック)

ヘヴイ度    ♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪


いい加減なコメント

4年に1度のサイクルでアルバムをリリースすることから名付けられたデフレパードのあだ名がオリンピックバンド。
しかし今やそれは昔のこと。デフレパードに限らずいわゆる大物バンドといわれるグループは4年どころかそれ以上のスパンで新作が発表されることも当たり前。
このデフレパードも前作『X』から約6年ぶりの発表となる。

さて、その新作だが冒険しすぎた『X』のときよりは幾分かは聴きやすく、デフレパードの魅力がたくさん詰まっているアルバムとなった。
あのモンスターアルバム『ヒステリア』までのクオリティとまではいかずとも、十分に満足できるレベルであろう。

激しいギターワークが印象的な①でいきなり虚をつかれたが、アグレッシヴな楽曲で『ヒステリア』路線を期待していたら驚くだろう。
続くシングル曲の②はいかにもレップスらしいが、ボーナストラックとして収録されているデフレパードだけのヴァージョンである⑬のほうのがもっとそれを感じられる。
ちなみに『ヒステリア』『アドレナライズ』の流れを汲むのは③⑤⑦あたりか。
クイーン的でドラマチックなバラード曲④、レップスでは珍しいファストロックナンバーの⑨、ハードロックバンドなんだなと再認識させられた⑥⑪など今回は非常に個々の楽曲が濃い。
これはメンバー同士の共作というのが少なく、個々のメンバーがそれぞれの曲を持ち寄って今回のアルバムとして作り上げてきた過程がそうさせたのか。
クレジットをみるとヴィヴィアン・キャンベルが書いた曲が⑥⑧⑪。アルバムの中でヘヴィな楽曲が彼の作品だ。
良い感じでポップさとヘヴィさがバランスをとっているのが今回のアルバムの特徴だと言えよう。

正直言って今作に期待をあまりしていなかったぶんだけ、この出来の良さには驚いた。
デフレパードの健在ぶりをアピールするには十分だろう。
過去にいくつもの名盤を輩出してきた彼らの歴史に新たな1ページが追加される。

-05/May/2008-

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