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ASIAN KUNG-FU GENERATION/ワールド ワールド ワールド

Www
アーティスト名 ASIAN KUNG-FU GENERATION
アルバムタイトル名 ワールド ワールド ワールド
勝手な評価(最高 100) 92
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 2008/03/05
短評 準備万端
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①ワールド ワールド ワールド】 (インストゥルメンタル)
【②アフターダーク】 8.5
【③旅立つ君へ】 8.2
【④ネオテニー】 8.6
【⑤トラベログ】 8.8
【⑥No.9】 8.8
【⑦ナイトダイビング】 8.3
【⑧ライカ】 8.7
【⑨惑星】 8.7
【⑩転がる岩、君に朝が降る】 8.5
【⑪ワールド ワールド】 ---
【⑫或る街の群青】 8.4
【⑬新しい世界】 8.8

ヘヴイ度    ♪♪
スピード度   ♪♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪


いい加減なコメント

約2年ぶりとなるオリジナルアルバムは希望に満ちた作品だ。
前作『ファンクラブ』は完成度の高い、非常に優れたアルバムであった。が、内容が内向的な印象を受け暗さが浮きだった作品に思えた。
しかし、今作ではそれに反発するかのごとく曲調、歌詞の内容ともポップな仕上がりとなっている。
この外へ向けられるベクトルの力強さは稀に見る邦楽ロックアルバムの傑作と言い切っても、決して過言ではない。
アジカンの成長と今現在の溢れんばかりのエネルギーがこのアルバムに凝縮されている。

①のゆったりとしたイントロから②が始まり、息をも継がせぬ展開で聴き手を惹き付けていく。意識していないといつの間にか曲順が進んでいってあっという間に終わりだ。
まさに1枚のアルバムで一作品といった感じで、収録曲がどれ一つ欠けてもこの満足感が得られる雰囲気には達せられなかっただろう。
単曲だけで聴くと今イチパンチに欠ける曲であっても、この一連の流れの中では輝いている。シングル曲は、発売された当初よりもこのアルバムの流れで聴いたほうのが印象が強かった。
どうやらまず曲順ありきでこのアルバムを制作していったとメンバーはインタビューに答えていた。
確かに②③④の流れが素晴らしく、③は②④との間に入れられる相応しい曲を一から書いたらしい。
そのテンポの良さに気がつくとさらにポップな⑤⑥あたりで盛り上がりを見せ、アルバム後半になだれ込む。
その勢いは衰えることを知らず、疾走感溢れる⑧⑨、シングル曲の⑩⑫ときて、ラストを飾る⑬まで聴き終えてしまう。冗長な部分を取り除いて曲調に沿った時間でまとめているから、聴き手側にもその意図ははっきりと汲み取ることができ、それがこの勢いとテンポの良さを生み出しているのだろう。
楽曲だけでなく、歌詞にも唸らされる。


聴き終えると、胸の中が充実感で満たされる。
そしてこう思うのだ。
再出発しよう。前向きにさせられるこのアルバムを胸に。
心躍るこの季節にはぴったりだ。

くどいようだが何度も言おう。
この作品は傑作だ。そうそうお目にかかれるものではない。
本物のロックンロールだ。

-16/Mar/2008-

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