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CINDERELLA/Heartbreak Station

heartbreak_station
アーティスト名 CINDERELLA
アルバムタイトル名 Heartbreak Station
勝手な評価(最高 100) 84
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★☆☆
発売日 1990/11/15
短評 昇級後も
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①The More Things Change】 8.2
【②Love's Got Me Doin' Time】 8.0
【③Shelter Me】 8.4
【④Heartbreak Station】 8.4
【⑤Sick For The Cure】 8.0
【⑥One For Rock And Roll】 8.1
【⑦Dead Man's Road】 8.0
【⑧Make Your Own Way】 7.9
【⑨Electrick Love】 8.5
【⑩Love Gone Bad】 7.9
【⑪Wings Of Change】 7.9

ヘヴイ度    ♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪
渋さ度     ♪♪♪♪


いい加減なコメント

自分たちのルーツをとことん追求したゆえに生み出された作品とでも言えばいいのだろうか。
1990年に発売されたシンデレラ3rdアルバム。
シンデレラの代表的なアルバムといえば、『ロング・コールド・ウインター』だと思うが、これもそれに劣らず秀逸なアルバムと言っても過言ではないはずだ。

この年、そして前年とシンデレラは精力的に活動した。
オジー、モトリー、ボンジョヴィなどの歴戦の強者とともにモスクワミュージックフェスティバルにも出演。
これがきっかけでドラック撲滅キャンペーンのオムニバスアルバム『メイク・ア・ディファレンス』にジャニスジョプリンの『Move Over』のカヴァー曲を提供したが、シンデレラらしい曲のアレンジでぜひともこちらも聴いていただきたい。

さてもう一度本作に目を戻すとして、このブルージー、カントリーっぽさが前面に押し出されたことによって、人々にはHM/HRから逸脱したとか、トムキーファーのマスターベーションでしかないなどの酷評も受けた。
しかし私はそうは思わない。
ハードロックぽさが失われようと、良い曲は良いに決まっている。
シンデレラに広がっている世界観はもはやハードロックというカテゴリーだけでは抱え込めないものだと解釈している。

30人ものストリングスとオーケストラ、サックス、マンドリンなどの要素を取り入れアルバム収録作業を行ったと解説には書かれていたが、それがもっともフィーチャーされている楽曲が③だろう。
この③はアルバムからのファーストシングルとなっており、軽快なロックソングに仕上がっている。
トムキーファー特有のあのだみ声みたいなシャウトもこの楽曲にははまっており、さほど不快感は感じさせなかった。

アルバムタイトルとなっている④はバラード。
切ない歌詞とともに左右から聞こえるやさしい2本のギターの音色によって始まるこの楽曲は哀愁が漂う。
見逃せない一曲だ。

もろブルースくさい楽曲は⑦⑨。
アメリカのスターダムにのし上がったホワイトスネイクが、まだブリティッシュロックをやっていた1970年代のイメージを思い浮かべた。
ギターソロ、とにかく渋い。

その他⑩などは後期のレインボーを彷彿とさせられた。

聴く人によっては私と評価が反対になるであろう。
だが、そんなことはどうでもいい。
肩の力を抜き、妙な偏見を消し去ってこの作品と向かい合えたとき、このアルバムの良さをわかってもらえるのではないだろうか。
秋の夜長、じっくり味わえる作品だ。

-17/Dec/2005-

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