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Buckcherry/15

15
アーティスト名 Buckcherry
アルバムタイトル名 15
勝手な評価(最高 100) 86
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 2005/10/05
短評 久々でも
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①So Far】 8.0
【②Next 2 You】 8.8
【③Out Of Line】 7.9
【④Eveything】 8.5
【⑤Carouse!】 8.0
【⑥Sorry】 8.8
【⑦Crazy Bitch】 8.9
【⑧Onset】 8.3
【⑨Sunshine】 8.1
【⑩Blooklyn】 7.9
【⑪Broken Grass】 8.0
【⑫Back In The Day】 8.0
【⑬Pump It Up】 (カヴァー曲)


ヘヴイ度    ♪♪♪
スピード度   ♪♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪


いい加減なコメント

再びバックチェリーが戻ってきた。

デビュー当時の緊張感漂う毒々しさは消えてしまったが、楽曲の完成度が格段に良くなった。
これがわずか15日間のレコーディングでアルバムが作成されたものとは思えない、密度の濃い作品に仕上がっている。

評価が低いとされている前作のセカンドアルバムの良い点だけを引き継いで、メンバーのありったけの音楽に対する想いをストレートに表現したところがうまく融合されているのではないだろうか。

彼らの目指すべき音楽はエアロスミスなのか。
今作を聴いているとどうもそう思えてならない。
秀逸なバラード⑥は、90年代のエアロスミスを彷彿とさせるし、その他の曲を聴いてもどことなくそんな面影を感じられるからである。

①②でテンポ、ノリの良い楽曲でたたみかける手法はいつものことだが、④から⑥にかけてバラードやスローな曲が続くのは意外だった。
下手すれば、ここでだらけてしまう恐れがあったのだが、④と⑥の質の良さで救われている。
④などはロックの枠に収まらず、万人に愛される曲になる可能性もあるのではないだろうか。
そして⑥できっちり締めると、再びバックチェーリー節の⑦が始まる。
この⑦もファンキーなテイストを加えつつ、爽快なロックンロールで、アルバムの中でも出来の良さが際立っている。
ここからは止まることなく最後の⑫まで駆け抜ける。
⑫の終わり方は愛嬌か。

いつまでも若くない。
しかし、彼らのもつエネルギーは歳をとっても衰える事を知らない。

-23/Oct/2005-

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Motley Crue/Generation Swine

generation
アーティスト名 Motley Crue
アルバムタイトル名 Generation Swine
勝手な評価(最高 100) 70
お勧め度(最高 ★x5個) ★★☆☆☆
発売日 1997/05/25
短評 久々不利
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Find Myself】 7.7
【②Afraid】 7.8
【③Flush】 7.9
【④Generation Swine】 7.9
【⑤Confessions】 8.0
【⑥Beauty】 8.0
【⑦Glitter】 7.9
【⑧Anybody Out There?】 8.0
【⑨Let Us Prey】 7.5
【⑩Rocketship】 7.4
【⑪A Rat Like Me】 7.0
【⑫Shout At The Devil '97】 (過去の焼き直し)
【⑬Brandon】 7.0
【⑭Song To Slit Your Wrist By】 (ボーナストラック)

ヘヴイ度    ♪♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪
メロディアス度 ♪♪
ポップ度    ♪♪
ワケワカメ度  ♪♪♪♪♪

いい加減なコメント

この豪快な期待はずれっぷり。

コラビがバンドを脱退させられて、再びヴィンスを迎えて作成された復活の第一作。
ファンの身勝手な期待もあるが、ここまで当てがはずれようようとは誰が予想しただろう。

①を聴いて早速焦った。
え?ヴィンスの声は??
エフェクトがかかっているのか、ヴィンスとは違う声を聴いているみたいで、これが本当にオリジナルのモトリーなのかと疑ってしまった。
音楽の方向性も、パーティロックからの脱却、ヘヴィ志向のところまでは納得できたが、インダストリアル的な音楽にする必要があるのか・・・。
頭の中で不安と絶望感が漂う中②を聴き始める。
整理がつかないうちにいつの間にか③まで終わっていた。
あれ?これモトリークルーだよな??としまいにはとんでもないことまで考え始めてしまった。
④でやっとらしさがでてきた。
でも⑤から逆戻り。
⑧が少々かっこ良かった。
⑫がクールだった。
じゃあ他は?
よくわからなかった・・・。

以上が当時私が感じた率直な感想だった。

今思っても、このスコットハンフリーというプロデューサーの起用は失敗だと思っている。
モトリーのギタリスト、ミックマーズはこのプロデューサーとことあるごとに対立していたという。
この無機質な音楽を作り出した彼は、ミックらしさを完全に消してしまった。
イコール、モトリーらしさが無くなったというのはあたりまえだろう。

そして⑩⑬ではニッキーとトミーがそれぞれボーカルをとっているが、こういったものはサイドプロジェクトで行ってもらいたい。
モトリーというバンドで活動するのならば、やはりヴィンスが歌うべきである。

⑨は楽曲としての質は劣るとしても興味深いものがある。
それはこのアルバム内において、ほとんどインダストリアルな息がかかっていない。
あきらかに他の収録曲と違うのである。
これはこのアルバム作成時の2年前にコラビがニッキーと作成したものであるらしい。
そういえば、コラビの声と思えるコーラスも聴けるし、もしもヴィンスが前回のアルバムでヴォーカルをとっていたのならばこういった感じになるのだろうという想像ができるからだ。


ジェネレーションスワイン、もうすこしライヴ感を全面に出した作品になれば印象が変わったのかもしれない。
過去のモトリー像に捕われすぎていると言われればそれまでだが、このアルバムにはモトリーへの愛着が感じられない。

-08/Oct/2005-

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SIAM SHADE/SIAM SHADE IV

sham_shade_IV
アーティスト名 SIAM SHADE
アルバムタイトル名 SHAM SHADE IV
勝手な評価(最高 100) 86
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1998/01/21
短評 走り頃か
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Dear...】 8.5
【②no! Marionette】 8.0
【③1/3の純情な感情】 8.3
【④Bloody Train】 8.4
【⑤Monkey is king?】 8.1
【⑥誰かの気持ち考えたことがありますか?】 8.0
【⑦Virtuoso】 (インスト)
【⑧if〜ひとりごと〜】 8.5
【⑨Love Vampire】 8.6
【⑩Passion】 8.3
【⑪Shout out】 8.0

ヘヴイ度    ♪♪♪
スピード度   ♪♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪

いい加減なコメント

日本の音楽シーンが、いまだヴィジュアル系全盛期のころ、シャムシェイドは頭角を現してきた。
インディーズでIを発表し、IIでメジャーデビュー。
IIIのステップを踏んで、シャムシェイドが満を持して世の中に送り出してきたのがこのIVである。

I、II、IIIとくらべて明らかに作品の色が異なる。
妙にあか抜けているというか、完成度がしっかりしてきた印象をうけたのである。
これはIVから新しく変わったプロデューサーの影響なのだろうか。
ちなみにプロデューサーはB'Zなどのアレンジを手がけてきた明石昌夫。
なにはともあれ、シャムシェイドは明らかにこのアルバムで飛躍したといっていいだろう。

初めてシャムシェイドの名を世に大々的にしらしめたのが③だ。
アニメの主題歌に抜擢されたのがこの楽曲で、従来のシャムシェイド節に、大衆度を加味した仕上がりになっている。
しかしアルバムが軟弱になったとかそういうのではなく、適度に旨味が増したと考えた方のがよいのだろう。

優秀な作曲能力だけでなく、このバンドの特徴はずばり演奏力だ。
これに関しては他のバンドを卓越している。
ギター、ドラムなどは明らかにドリームシアタの影響を受けているのではないだろうか。
模倣だけにとどまらず、しっかりとした演奏力を持って裏打ちされている点も見逃せない。
それは④などで堪能できる。

このアルバムには収録されていないが⑩の前に発表されたRISKというシングル曲がある。
なぜこの楽曲をこのアルバムに収録しなかったのかはわからないが、この中に入れても埋もれるわけでもなく、むしろフィットしていたと思う。
そのシングルの楽曲に近い形の曲はオープニングを飾る①である。
優しさの中に、凛とした意志が現れているこの曲はアルバムのトップに相応しい楽曲である。

その他にもガツガツとしたロックの②、⑪。
キャッチーな⑧。
メロディー全体よりもギターリフの小刻みが印象的な⑨。
バラードが今ひとつな感じがする⑥。
などなどバラエティー豊だ。

シャムシェイドを未聴の方にお勧めするにはIVが一番だろう。

1998年、一番聴き込んだアルバムだった。

-02/Oct/2005-

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