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SHY/Welcome To The Madhouse

welcome_to_the_madhouse
アーティスト名 SHY
アルバムタイトル名 Welcome To The Madhouse
勝手な評価(最高 100) 80
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★☆☆
発売日 1994/08/05
短評 変わり身注意
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Parasite】 8.0
【②Crazy Crazy】 8.4
【③It's Only Rock 'n' Roll】 (カバー曲)
【④Tonight You're Mine】 8.0
【⑤Girls Like You】 8.0
【⑥Angel】 7.9
【⑦Don't Know Why I Lose You】 8.0
【⑧Who Do You Think You Are】 8.2
【⑨Somebody】 8.0

※ジャケットのCDはオリジナルアルバム発売後に数曲プラスされて発売されたアルバム

ヘヴィ度     ♪♪
スピード度    ♪♪♪
ドラマチック度  ♪♪
メロディアス度  ♪♪
ポップ度     ♪♪♪
いい加減なコメント

ここまで自らの長所をかなぐり捨てて変身してしまったバンドも珍しい。

SHYの特徴といえば憂いを含む極上のロックンロールだった。
いくらヴォーカルが替わったとはいえ全く面影を残さない底抜けに明るいアメリカナイズされた曲のみになってしまったことに、長年のファンは驚きをもったことだろう。
とはいえ、アルバム自体はそれほど悪くない。
むしろこれはこれで良くできた作品だと今でも思っている。

これを聴いた第一印象が『おっ、80年代のモトリークルーみたいなパーティーロックだな』だった。

9曲とアルバムとしては若干少なめであるが、これくらいでよかった。
前半だけでお腹一杯になってしまった。

単純ではあるが④のバラードが凄く気に入った。
③はローリングストーンズのカヴァー曲。

アルバムは万人受けするレベルだった。
だけどこの手の音楽を世の中に発表する時期を間違えた。
あと5年、いや4年早くリリースしていれば、おそらくヒットしていたのではなかろうか。
タイミングは大切である。
結局、大きな花火を打ち上げることなく解散になってしまった。

-30/May/2005-

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HAREM SCAREM/OVERLOAD

overload
アーティスト名 HAREM SCAREM
アルバムタイトル名 OVERLOAD
勝手な評価(最高 100) 80
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★☆☆
発売日 2005/05/21
短評 入着一杯
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①DAGGER】 8.4
【②AFTERGLOW】 8.4
【③RISE & FALL】 7.8
【④DON'T COME EASY】 7.8
【⑤CAN'T LIVE WITH YOU】 8.0
【⑥FORGIVE & FORGET】 8.0
【⑦ALL YOU'RE GETTING】 7.9
【⑧LEADING ME ON】 8.4
【⑨UNDERSTAND YOU】 8.1
【⑩SAME MISTAKE】 8.0
【⑪YOU SHOOKE ME ALL NIGHT LONG】 (ボーナストラック)

ヘヴィ度    ♪♪♪
スピード度   ♪♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪

いい加減なコメント

ハーレムスキャーレム通算10枚目となる節目のアルバム。
前作から約2年ぶりとなる発売だ。

なんとなくサードアルバム『ヴォイス・オブ・リーズン』と4thアルバム『ビリーヴ』の中間ぐらいの雰囲気を漂わせている。
つまりメロウなダーク色強い楽曲が揃っているということ。
このモヤモヤとした消化不良気味の想いをどこにぶつけたらいいのだろうか。

①から聴き始め、ハーレムスキャーレムらしさの演奏や分厚いコーラスを堪能できるのだが、一曲聴き終えるのと同時に次の曲はこれよりも素晴らしいものがあるのではないかという淡い期待感をついつい思ってしながら最初は聴いていた。
そうしているうちにあっという間に41分間が過ぎて、アルバムは終了。
残ったものは満足感よりも肩透かしを食らった感じのが大きかった。

ボーナストラック⑪はAC/DCのカヴァー曲。
ハリーが物真似しながら歌ったのはブライアン・ジョンソンというより、シンデレラのトム・キーファーに似ていると思った。

今回のアルバムは強力なイチオシ曲がないということに限る。
そのせいで満足感が得られない。
十数回も聴き直したが、結果は同じだった。
贅沢な我侭かもしれないが、ハーレムスキャーレムはこんな程度ではないと思っているからこそ、期待感も大きくなってしまうのだ。

確かに各々の楽曲の出来は水準以上だと思う。
ただそれだけである。
円熟味を増したと言えば聞こえがいいが、裏を返せばいいアルバムであって、それ以下でもそれ以上でもない。

-22/May/2005-

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AEROSMITH/PUMP

pump
アーティスト名 AEROSMITH
アルバムタイトル名 PUMP
勝手な評価(最高 100) 89
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1989/09/25
短評 連勝可能
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①YOUNG LUST】 8.2
【②F.I.N.E】 8.1
【③LOVE IN AN ELEVATOR】 8.6
【④MONKEY ON MY BACK】 8.2
【⑤JANIE'S GOT A GUN】 9.0
【⑥THE OTHER SIDE】 8.4
【⑦MY GIRL】 7.9
【⑧DON'T GET MAD, GET EVEN】 7.8
【⑨VOODOOMEDICINE MAN】 7.8
【⑩WHAT IT TAKES】 8.9
【⑪AIN'T ENOUGH】 8.1

ヘヴィ度    ♪♪
スピード度   ♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪

いい加減なコメント

誰が何と言おうと、エアロスミスの名盤といえばこれだ。

長年の不振から脱却した前作のアルバム、『パーマネントヴァケイション』よりも遥に楽曲のクオリティは高くなっている。

アルバム全体を通じて最初から最後までエアロスミスが作り出す世界観へ引きこまれっぱなし。
非常によくまとめられている作品であるといえよう。
こう述べると収録されている曲が似通った印象に思われがちなのだが、これは違う。
むしろ各々の楽曲には個性がハッキリ現われていて、よくこれでまとまったなと感心してしまう。
やはりプロデューサであるブルースフェアバーンの功績は大きい。

シングルカットされたのは③,⑤,⑥,⑩。
ロックチューンからバラードまで幅広いが、いずれもエアロらしいグルーヴ感が得られる作品だ。

21世紀になってもなお、絶大なる人気を誇るエアロスミスだが、このバンドのピークはこの時機であるといえるのではないだろうか。
今こうして聴いていても色褪せることが全くない。その確固たる証拠が名盤である証だ。

-17/May/2005-

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BON JOVI/NEW JERSEY

newjersey
アーティスト名 BON JOVI
アルバムタイトル名 NEW JERSEY
勝手な評価(最高 100) 93
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★★
発売日 1988/09/19
短評 目下好調
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①LAY YOUR HANDS ON ME】 8.0
【②BAD MEDICINE】 8.3
【③BORN TO BE MY BABY】 9.0
【④LIVING IN SIN】 8.4
【⑤BLOOD ON BLOOD】 8.3
【⑥HOMEBOUND TRAIN】 7.8
【⑦WILD IS THE WIND】 9.4
【⑧RIDE COWBOY RIDE】 7.0
【⑨STICK TO YOUR GUNS】 8.9
【⑩I'LL BE THERE FOR YOU】 8.7
【⑪99 IN THE SHADE】 8.1
【⑫LOVE FOR SALE】 6.9
【⑬YOU GIVE LOVE A BAD NAME(LIVE)】 (ボーナストラック)

ヘヴィ度    ♪
スピード度   ♪♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪♪

いい加減なコメント

1988年発表のボンジョヴィ最高峰の4thアルバム。

前作『slippery when wet』が大ヒット。
そのとき培われた経験が今作に反映されている。
どうしたらヒットする作品が作れるかのノウハウを修得し、ジョンボンジョヴィとリッチーサンボラのソングライティング能力をいかんなく発揮された作品といっていいだろう。

一般受けできそうなキャッチーなメロディー。
そしてフロントマンであるジョンのスター性。
世間がロックを必要としていた時代背景。
いくつもの条件が重なりあって爆発的な売り上げを記録した。

その勢いは日本でも同じである。
ボンジョヴィはお茶の間にも浸透。
電化製品のCMにも②の曲をバックにボンジョヴィが起用されていたほどだ。

ファンに根強い人気を誇る③もこのアルバムに収録されている。

シングルカットされた曲はいずれもトップチャートに送り込まれ、もはやこの勢いは誰にも止められない。

そしてこのアルバムは別の顏も覗かせる。
それは泥くささとでも言ってしまっていいのだろうか。
いわゆるカウボーイソング的なものを感じさせる曲がいくつも見受けられる。
これはまさにニュージャージーらしさの何物でもない。

私が最も好きな曲は⑦。
哀愁ただようサビまでの曲調が印象的。
そしてサビで一気に盛り上げ見事昇華している。
この一曲があることでよりこのアルバムの価値を高めていると自分では思っている。

一気にスターダムまで上りつめたボンジョヴィは、このアルバムで他者を寄せ付けない国民的バンドへと成長を遂げた。
ロックファンならば聴かずにはいられないモンスターアルバムだ。

-14/May/2005-

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RATT/DETONATOR

detonator
アーティスト名 RATT
アルバムタイトル名 DETONATOR
勝手な評価(最高 100) 88
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1990/08/13
短評 前内容良
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①INTRO TO SHAME】 (イントロ)
【②SHAME SHAME SHAME】 8.6
【③LOVIN' YOU'S A DIRTY JOB】 7.8
【④SCRATCH THAT ITCH】 7.8
【⑤ONE STEP AWAY】 8.5
【⑥HARD TIME】 8.0
【⑦HEADS I WIN, TAILS YOU LOSE】 8.4
【⑧ALL OR NOTHING】 8.0
【⑨CAN'T WAIT ON LOVE】 8.4
【⑩GIVIN' YOURSELF AWAY】 8.6
【⑪TOP SECRET】 7.9

ヘヴィ度    ♪♪
スピード度   ♪♪♪
ドラマチック度 ♪♪♪
メロディアス度 ♪♪♪
ポップ度    ♪♪♪♪

いい加減なコメント

ラットにとっては最後の渾身のスタジオアルバム。

ツインギターの音は薄れ、ウォーレン・デ・マルティーニ(g)のバンドといった色合いが強い。
実際ギターソロはほとんどウォーレンが弾いている。

いわゆるハズレのないアルバム。
ラット史上最初で最後に挑戦した⑩のバラードもなかなかよいが、このアルバムの核となっているラットらしい曲といえば②だ。
スティーヴン・パーシー(vo)の声質から考えるとバラードに挑戦するには無茶があると思っていたが、楽曲が良いせいかそれほど違和感がない。
ちなみに⑦にはジョン・ボン・ジョヴィがゲストとしてバッキングヴォーカルに参加している。

ラットの毒々しい部分は売れっ子プロデューサのデズモンド・チャイルドとの共作が多いことで薄れてしまったが、その分コアなファンでなくても聴きやすくなっているためにファン層の間口の拡大にはつながったのではないだろうか。

有終の美を飾るにふさわしい内容になっている。

-06/May/2005-

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WHITE SNAKE/SLIP ON THE TONGUE

slip
アーティスト名 WHITE SNAKE
アルバムタイトル名 SLIP OF THE TONGUE
勝手な評価(最高 100) 78
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★☆☆
発売日 1989/11/18
短評 伸び悩む
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①SLIP OF THE TONGUE】 8.0
【②CHEAP AN NASTY】 7.8
【③FOOL FOR YOUR LOVING】 8.0
【④NOW YOU'RE GONE】 8.3
【⑤KITTENS GOT CLAWS】 8.0
【⑥WINGS OF THE STORM】 8.0
【⑦THE DEEPER THE LOVE】 8.4
【⑧JUDGEMENT DAY】 7.1
【⑨SLOW POKE MUSIC】 7.6
【⑩SALING SHIPS】 6.9

いい加減なコメント

今思うとこれは凄まじいアルバムであった。
色々な意味で。

生粋のブリティッシュロックをしていた頃のホワイトスネイクとは全く違ったアリーナバンドに変貌を遂げてしまった。
昔からファンだった人は嘆いたに違いない。
それくらい面影が無くなっていた。
おまけにカヴァーデルの歌唱力も惨いことになっている。
特に⑩での歌い方には首を傾げてしまうほど無残であった。

昔のMusicLifeのインタビューで『俺たちはスラッシュバンドになったと思ってくれ』といった発言をしていたのには驚いた。
どれこれも戦犯はこの人、新加入のギタリスト、スティーブ・ヴァイ。
とにかくアクが強すぎ。
『スティーブ・ヴァイ フィーチャリング ホワイトスネイク』と言ってしまったほうのがすっきりするのではないか。
これをステーキの料理方法に例えてみよう。
お肉に塩、コショウ、ガーリックペッパーを適量にかけ、最後に味つけのソースまたはタレをドバッとかけてしまった感じである。
さすが七弦の魔術師スティーブ・ヴァイ、なんでも俺色に染めてしまう力は恐るべし!

誤解を受けるとまずいのでフォローしておくとアルバム自体は決して悪くはない。
むしろかっこいい。
バラード④⑦などはギターの手数の多さを気にしなかったらそれなりに聴ける。
ただし、焼き直しの③は断然昔のオリジナルのほうのがマシ。

結論を言うと、こんなホワイトスネイクも一度きりだったらアリかな。

-05/May/2005-

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VINCE NEIL/EXPOSED

vince
アーティスト名 VINCE NEIL
アルバムタイトル名 EXPOSED
勝手な評価(最高 100) 89
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1993/05/10
短評 初戦から
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①LOOK IN HER EYES】 8.2
【②SISTER OF PAIN】 8.5
【③CAN'T HAVE YOUR CAKE】 8.0
【④FINE, FINE, WINE】 8.0
【⑤THE EDGE】 8.6
【⑥CAN'T CHANGE ME】 8.2
【⑦SET ME FREE】 8.6
【⑧LIVING IS A LUXURY】 7.1
【⑨YOU'RE INVITED(BUT YOUR FRIEND CAN'T COME)】 9.0
【⑩GETTIN' HARD】 8.0
【⑪FOREVER】 8.2

いい加減なコメント

まさしくモトリーへの挑戦状だ。

1992年当時、ヴィンスがモトリーのフロントマンをクビになったという仰天のニュースが駆け回った。
まさに青天の霹靂。
モトリーの音楽にはこの声しかないと思っていたファンはさぞかし戸惑ったに違いない。
私もその中の一人だった。

そしてそのクビになったヴィンスがヴィンスニールバンドを結成した。
これはそのファーストアルバム。
この声ではないとモトリーではないと思ったファンは手放しで喜んだはずだ。
それくらいモトリーの正統な後継者はこの俺だと言わんばかりのモトリー節で歌い上げるヴィンスは聴いているこっちが気持ちよくなったものだ。

本家のモトリークルーが10ヶ月後に『モトリークルー』を発表したが、完全に音楽性が変わってしまったため、おいしいところはすべてヴィンスに持ってかれてしまった感が否めない。

ヴィンス自身ではなくそれらを取り囲む仲間が頑張った印象をもつこのアルバムは、はじめから最後までファンの期待を裏切らない楽曲がずっしりと詰まっている。
そしてこのバンドのもう一つの目玉がエルサレムスリムに所属していたはずのギタリスト、スティーヴ・スティーヴンスだ。
彼のギターがアルバム全体に渡って随所に冴え、見事にヴィンスと融合している。

この後セカンドアルバムではスティーヴはいなくなり、音楽性もガラっと変わってしまった。
結局ヴィンスは97年にモトリーに戻ることになるが、ソロになったおかげでこの良質なアルバムが作製されたのだから、皮肉としか言いようがない。

何も考えず、ただすべてを受け入れろ。

-02/May/2005-

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