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MOTLEY CRUE/MOTLEY CRUE

motley_crue
アーティスト名 MOTLEY CRUE
アルバムタイトル名 MOTLEY CRUE
勝手な評価(最高 100) 88
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1994/03/25
短評 展開如何
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①power to the music】 7.9
【②uncle jack】 7.5
【③hooligan's holiday】 9.5
【④misunderstood】 8.1
【⑤loveshine】 7.9
【⑥poison apples】 8.6
【⑦hammered】 8.0
【⑧til death do us part】 8.0
【⑨welcome to the numb】 8.0
【⑩smoke the sky】 8.3
【⑪dropping like flies】 5.0
【⑫driftaway】 8.0
【⑬hypnotized】 (ボーナストラック)

いい加減なコメント

モトリークルーの中で一番硬派なアルバム。

ヴォーカルにジョンコラビを迎えての最初で最期のオリジナルアルバム。
前作までのパーティーロック的要素は薄れ、社会性のメッセージが強く、シリアスな内容に仕上がっている。

ヴィンスニールの在籍時とは全く違ったバンドへと変身してしまったことで従来ファンは戸惑った。
後にバンドのブレインであるニッキーシックス(bass)はバンド名をモトリークルーとしてこのアルバムを発表してしまったのは間違いだったと反省している。
事実、ファンの受けは悪かった。
なまじこのアルバムが発売される前に出したヴィンスのソロアルバムが今までのモトリーの音楽性を継承していたせいもあってか、失望の色が強かったのだ。

しかし、今このアルバムを聴いてみると当事見えなかった良さがわかってくる。
③などは最高傑作だ。
モトリーの作品のなかでも5本の指の中に入るのではなかろうか。
⑥⑩はおそらくヴィンスが歌っても違和感がないと思う。
キャッチーな曲も存在するのだ。
そしてトミーリーのドラムが冴えわたる。

モトリーとして発表しなければ評価の高いアルバムとして迎えられたかもしれない。

実にタイミングを誤ってリリースされたアルバム。
不運としか言いようがない。

-20/Apr/2005-

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THUNDER/LAUGHING ON JUDGEMENT DAY

laughing
アーティスト名 THUNDER
アルバムタイトル名 LAUGHING ON JUDGEMENT DAY
勝手な評価(最高 100) 87
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1992/08/28
短評 態勢万全
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①DOES IT FEEL LIKE LOVE?】 8.8
【②EVERYBODY WANTS HER】 8.0
【③LOW LIFE IN HIGH PLACES】 8.5
【④LAUGHING ON JUDGEMENT DAY】 8.0
【⑤EMPTY CITY】 8.3
【⑥TODAY THE WORLD STOPPED TURNING】 8.2
【⑦LONG WAY FROM HOME】 8.0
【⑧FIRE TO ICE】 8.0
【⑨FEEDING THE FLAME】 8.3
【⑩A BETTER MAN】 8.8
【⑪THE MOMENT OF TRUTH】 8.5
【⑫FLAWED TO PERFECTION】 8.1
【⑬LIKE A SATELLITE】 8.9
【⑭BABY I'LL BE GONE】 8.1
【⑮WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS】 (エキストラトラック)

いい加減なコメント

サンダー屈指の傑作アルバム。

ブリティッシュロックバンドとしての地位を確かなものとしたこのセカンドアルバムは、他のバンドの追従を許さない非常にバリエーション豊かな作品に仕上がっている。
しかし、その根底にあるものはまぎれもない伝統的なブリティッシュロックがそこにあり、この生命線こそがサンダーたるバンドを支えていた。
ルーク・モーリィという類まれなる才能を持ったソングライティングを有するだけでなく、このバンドには天賦の才能を持つ歌い手のダニエル・ボウズがいる。

湿り気のあるソウルフルヴォイスで丁寧に歌い上げるその様は今日に至るまでブリティッシュロックを築き上げてきた先輩たちにも遜色ない。

収録曲は14曲。
アルバムにしても多いほうだ。
だが、まったくその長さを感じさせない。
突き抜けるような明快なロックソング①で幕をあけ、③⑤といったじっくり聴かせるサンダーらしい憂いのある曲、バラードの⑩⑬などメリハリのきいた構成がアルバムをより一層引き立てている。
捨て曲がないのが最大の魅力か。

90年代の大英帝国のロックの継承者はまぎれもなくサンダーであった。

-17/Apr/2005-

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HAREM SCAREM/Big Bang Theory

big_bang
アーティスト名 HAREM SCAREM
アルバムタイトル名 Big Bang Theory
勝手な評価(最高 100) 88
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1998/07/05
短評 真価発揮
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①So Blind】 8.8
【②Climb The Gate】 8.3
【③Reload】 8.2
【④Tables Turning】 8.4
【⑤Tum Around】 8.2
【⑥Seas Of Dissension】 8.0
【⑦Sometimes I Wish】 8.3
【⑧Never Have It All】 8.0
【⑨Lying】 8.2
【⑩In My State Of Mind】 8.4

いい加減なコメント

ハーレムスキャーレムの完成形がいまここにある。

名作のセカンドアルバム・ムードスウィングとはまた違ったアプローチで作製されたこのアルバムは本来自分達がどのような音楽の方向性をファンに示せばいいのかはっきりと自覚している。

畳み掛けるように迫ってくる40分。
前作でみせた中途半端さは微塵も見せていない。
自信に満ち溢れた①、②、③の爽快なロック。
名曲の呼び名も高いバラードの④、同じバラードでもアルバムの最後を飾るに相応しい叙情感たっぷりの⑩。
ハリー(Vo)ではなく、バリー(Bass)が歌う疾走感漲るナンバーの⑦。
捨て曲一切なし。

全体的にピート(G.)のギターソロが抑えめになっているのが少々物足りなく思えるが、かえってこれが曲全体の整合性を保っている要素かもしれない。

ひとまずここで、カナダの至宝・ハーレムキャーレムの快進撃は一時幕を閉じることになる。

-09/Apr/2005-

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HAREM SCAREM/Believe

believe
アーティスト名 HAREM SCAREM
アルバムタイトル名 Believe
勝手な評価(最高 100) 81
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★★☆
発売日 1997/05/25
短評 能力非凡
注)ジャケットはBelieveスペシャルエディション

各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Believe】 8.1
【②Die Off Hard】 8.3
【③Hail, Hail】 6.4
【④Staying Away】 8.3
【⑤Baby With A Nail Gun】 (インスト)
【⑥Morning Grey】 6.3
【⑦Victim Of Fate】 8.0
【⑧Rain】 8.3
【⑨I Won't Be There】 8.0
【⑩Karma Cleansing】 8.0

いい加減なコメント

ファンに迎合した迷いがあるアルバム。

とは言っても、さすがに並大抵の駄作に終わることなく、良質な楽曲を提供してくれている。
いきなり①を聴いて、ハーレムスキャーレムが元に戻ったと喜んだファンは多数いただろう。

④はドラムのダレンがヴォーカルをとっている。
声質はKISSのポールスタンレーに似ている。
歌唱力もなかなかのものだ。
ドラマーにしておくには惜しい人材である。

わかりやすいインスト⑤。
スピード感がありインストが苦手というリスナーでも違和感なく聴けると思われるこの曲を、アルバムの中間にもってきたことでアクセントを加えるのは巧みだ。
これにより一般的に中だるみしまいがちなアルバムを引き締めている。

お得意のバラード⑧もアコギだけのシンプルな曲。
フル演奏にするよりもかえって楽曲そのものの良さを引き出している。


前作ヴォイスオブリーズンは楽曲の良さとは裏腹に酷評された。
おそらくハーレムスキャーレムのファンはファースト、セカンドで植えつけたイメージが固定化され、より一層ダークになってしまった作品をうけつけなかったのであろう。

この作品には、ファンが望むものとメンバーがやりたいことのギャップがありありと見受けられる。

一言で言うならば中途半端。
影響されている③、⑥がアルバムの中において負のイメージを放っている。
いわゆる捨て曲だ。

どうせ迎合するならばとことんやって欲しかったのが本音である。

-03/Apr/2005-

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HAREM SCAREM/voice of reason

voice
アーティスト名 HAREM SCAREM
アルバムタイトル名 voice of reason
勝手な評価(最高 100) 75
お勧め度(最高 ★x5個) ★★★☆☆
発売日 1995/09/25
短評 見限れぬ
各曲評価/(満点10 ただしイントロは除く)

【①Voice Of Reason】 8.0
【②Blue】 8.0
【③Warming A Frozen Rose】 8.1
【④Let It Go】 8.0
【⑤And That's All】 8.0
【⑥Breathing Sand】 8.0
【⑦Candle】 8.0
【⑧The Paint Thins】 8.3
【⑨I'll Be Brief】 7.9
【⑩Untouched】 7.0
【⑪Necessary Evil】 8.5

いい加減なコメント

意欲的な問題作。

時代背景、ファーストからセカンドアルバムへの音楽性の移り変わりを考察すれば、自然とダークさが増す作品になるとは予測できた。
案の定、このヴォイス・オブ・リーズンは前作よりヘヴィになった。
その中でもキラリとひかるハーレムスキャーレムらしさは健在だったが、収録曲のチョイスに間違ったと思う。

スローテンポの似かよった曲ばかりが続いてしまっている。
後半あたりでようやくスピードチューンの⑧、静かなバラード⑪などが顏を覗かすが、もうあとの祭り。

結局のところ一本調子なアルバムだ。

しかし、各々楽曲は素晴しいデキだ。
もしこれらの楽曲が、彼らの今まで作成してきたアルバムに2、3曲ずつ混ざっていたらどうであろう。
きっとこのアルバムに収録さてれいた以上に、各々の楽曲の評価は高まり、リスナーの歓迎をうけていたであろう。

結局のところ、アルバム全体を通してメリハリがないと、楽曲がよくてもアルバム全体としては低評価につながってしまう稀有な例だ。

-01/Apr/2005-

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